手術の影響を受けた顎関節症②

[2016年09月08日(木)] カテゴリ: 手術後の顎関節症

頸椎と腰椎を手術した後に発生した顎関節症

35歳 無職 男性

主訴:左顎の痛みと鈍重感、不眠と不定愁訴

履歴:10年前に前歯骨折と後頭部を縫うケガあり。5年前腰椎、昨年頸椎ヘルニアの手術。頸椎の手術(首左前面からの手術)をしてから左顎に痛みが出現。左顎のこわばりが強く不快感、寝ても2時間毎に起きてしまい不眠状態。日々頭痛ともうろうとした感じの全身不調。

他の症状:頭痛、不眠、左顔面のシビレ、左腕のシビレ、不定愁訴

所見:首の手術痕として左斜角筋の拘縮があり左顔面への影響が考えられる。10年前のケガと首腰のヘルニアによる頭や脊椎への影響も関係していると思われる。呼吸も浅く無意識な喰いしばりもある。

施術:頭蓋と頸椎1,2番、硬膜を緩めることと呼吸を意識した施術を行う。初回後眠る事ができるようになり、回数を重ねる毎に頭痛も和らぎ心身がハッキリしてきて天候に左右される事もなくなってきた。

お客様の感想:とにかく寝れるようになった事がすごく嬉しい。働ける状態でなかったが今は仕事を探せる状態にまで回復してきた。

今後の見通し:症状が重いので調子の波が大きいが、本人の前向きな気持ちが良くなるのを後押ししているので時間、回数はかかっても回復するまで頑張っていく。

手術の影響を受けた顎関節症①

[2016年08月30日(火)] カテゴリ: 手術後の顎関節症

脳腫瘍種手術後に発生した顎関節症

48歳 主婦 女性

主訴:口が指2本分以上開かなくなった。

履歴:学生時代に悪性リンパ腫発症し放射線治療を受ける。歯がだんだんともろくなり殆ど入れ歯状態になる。2年前に脳腫瘍の手術を行った後、口が大きく開かなくなる。

他の症状:ふらつき、めまい、耳鳴り、視野狭窄、腰痛

所見:歯がもろくなり入れ歯を入れた段階から顎は不安定な状態にあると思われる。脳腫瘍の手術の後遺症として顎をはじめとした様々な不調が出現している。

施術:頭蓋、硬膜を緩めることを意識した施術を回数重ねることにより、ふらつきめまいや耳鳴りは少しずつ緩和している。口の開け幅は大きな変化は感じられないが、力を入れなくても開け閉めが出来るようになってきている。

お客様の感想:施術前に比べ疲れにくくなり、腰痛はかなり楽になってきているので引き続き施術を続けていきたい。

今後の方針:頭蓋骨や頸椎など骨を手術した場合は、当院の施術では症状の緩和に時間がかかると共に限界もある。しかしながら、根気強く自助努力も続けていくことで現状よりは良い状態に出来ると確信しているので、引き続き施術を続けていく。





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