ストレスによる顎関節症①
[2016年08月29日(月)] カテゴリ:
ストレスと顎関節症
呼吸の浅さと精神的なストレスにて喰いしばりが強くなり発症したケース
27歳 会社員 男性
主訴:3か月程前からあごが開きにくくなり、右顎に音も鳴るようになった。特に朝起きた時にこわばりが強く開きづらい。症状が出始めて1か月は痛くて開けられなかった。
履歴:歯科にて痛み止めの服用と夜寝る時のマウスピース(スプリント)を着用するがあまり変化を感じられず。
何年も前から歯科治療の際は口を長く開けている事ができず勝手に閉じてしまう。
その他の症状:偏頭痛 肩、腕、腰の痛み 不眠と下痢も頻繁に起こる
所見:肋骨の動きに問題があり呼吸も浅い。仕事のストレスと元々の呼吸の浅さが寝ている時の喰いしばりを強くした結果起床時のこわばりが出ている。右の顎関節を触れるだけで局所的な痛みあり。
施術:頭蓋骨と肋骨への施術をメインに呼吸調整を合計5回行った。3回目までに顎関節の痛みはほぼ緩和。5回目にて開口の不具合も軽減したことから一旦終了とした。
お客様の感想:痛みが殆ど無くなり助かった。呼吸が楽になった事で精神的なストレスも軽減した。
今後のケア:精神的なストレスは避けようが無いので仕方ないとしても、呼吸のコントロールを定期的に行う必要が良い状態を保つことに欠かせない。